山梨英和大学

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大学院

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※本学は2005年3月、日本臨床心理士資格認定協会から I 種指定校の認定を受けました。

 平成16年4月より、本大学に臨床心理学専攻の修士課程が設置されています。臨床心理学とは、現在では臨床心理士とかスクールカウンセラーという名で知られている職種の人々を育成する分野です。来年度に向けた入試でも多くの方が受験され、この分野への人々の関心の強さがうかがわれます。

 臨床心理士の役割とは、さまざまな心の問題を抱えている人の相談に乗り、その人がその問題を解決できるように協力することです。相談の相手は、乳幼児を持つ家族で、子どもとのつきあい方や躾け方について思い悩む方、何らかの理由で順調に成長できずにいる子ども、進路を決められない青年、職場の人間関係で行き詰まっている方、恋愛をきっかけにして自分の異性関係の難しさに気づき、見直したいと思っている方、などなど、年齢も事情もさまざまで、また少しのお手伝いをすれば自分で解決できる方もあるし、決断力や行動力を身につけることのお手伝いが必要な方もあります。

 こういうわけですから、臨床心理士になるための学習というのは、実に多岐にわたり、たくさんの知識を身につけるとともに、長時間の実習をこなし、またそれを指導者と検討し、厳しい指導を受けて修正していくという実践学習をしなければなりません。また、こうした問題への相談(カウンセリング)というものは、そう簡単に効果が上がるものではなく、一人の方との粘り強い関わりが必要なので、臨床心理士はそのような関わりをするための人間修行もしなければなりません。よりよい専門家になるための学習が、自分の修行にもなっているという、まことに人間的な分野だと言えるでしょう。

 なにごとも手っ取り早く軽やかに行う今日の風潮の中で、このような手間のかかる仕事に取り組もうと言う若者が大勢おられるということは、まことに心強いことで、現代の若者の力強さを感じさせられます。臨床心理士を養成するには、教員もまた単に知識を教えるだけではなく、臨床の実践指導もできなければなりません。幸い本学は、知識と実践の指導をできる教員が専任で8名という、好ましい条件を備えています。大学院生は1学年12〜15名で、授業に集中できる、程よい人数となっています。

 この専攻に関心のある方は、入試情報の項をご覧下さい。

人間文化研究科臨床心理学専攻 主任 馬場禮子

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